桜やたくさんの種類の花が咲き、山の緑色がとっても鮮やかな小豆島の春が始まりました。そんな中、小豆島だけでなく瀬戸内海全域で瀬戸内国際芸術祭というイベントが始まります。
瀬戸内国際芸術祭は、3年に1度、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典です。
今期で4回目の開催となる瀬戸内国際芸術祭2019は4月26日から開幕します。
開催に向けて、島のいたるところでアーティストの方が作品を作っています。
島の北側、岡山の日生を結ぶ大部港の近くになにやら大きな作品ができるとのことで、作成状況を見てきました。
その作品とは、リン・シュンロンさんというアーティストの方が作っている『国境を越えて・波』というものです。
作品のコンセプトについては、芸術祭のホームページをぜひ見てみてくださいね。
ちなみに2016年では砂浜にたくさんの子どもたちの石像を作ったり、高松港の近くにある作品を作ったりしているアーティストさんです。
大部港近くまで行っている途中、屋根の向こうに何やら発見しました。おそらくあれが目的の作品でしょう。
港の公民館に【大部みどころ案内図】があったので見てみます。
先ほどの見えた場所の感じだと赤い星印の野間の浜というところに作品がありそうです。
(地図の写真)
港の近くは細い道が網目のように広がっている町ですが、海に向かって進めば迷うことはなさそうです。
砂浜に隣接するように大きな竹の建造物がありました。
(砂浜と作品の写真)
まだまだこれがこの先どうなっていくのか、中はどのようになっているのかまだまだ謎が深い状態ではありましたが、どんどん作業は進んでいるようでした。
4月26日の開幕の時には、完成された姿が見られるようですので、今から楽しみですね。
大部港の近くには作品のほかにも、
車のCMにも出ていた山平醤油さんや
(山平醤油の写真)
島遍路八十番の子安観音寺があったり、
(子安観音寺の写真)
沖縄の宮古島の安全を守る、その名も『宮古島まもる君』のそっくりさん(本人?)が出張に来ていたり
(まもる君の写真)
散策スポットがたくさんあります。
お腹が空いたときには、大部港にある【喫茶サンワ】名物のイタリアンスパゲッティがおすすめです!
ボリュームたっぷり生卵を絡めて食べれば最高です。
(イタリアンスパゲッティの写真)
ぽかぽか陽気の春の小豆島は、疲れる毎日から私たちを解放してくれる気がします。
ふっと肩の荷をおろして芸術を楽しんだり、鮮やかな花や緑、穏やかな海を見たりしてひと休みしませんか?
(石の絵手紙の写真)