小豆島の地図を見てみると、島が牛の形と言われますが、その耳のあたりに小さな島があります。車でそのあたりまで行ってみると、渡船のりばと書かれた看板がありました。

早速その路地を入ってみると、ベンチが設けられている船着き場があります。 前に見えるのが沖之島、こんなに近いのか。夏なら泳いで渡れるのではないかと思います。

姿を見つけてくださったのか、向こうから船がやってきました。おばさまが一人乗っていて、 下りる際に「乗るんかい?」と船を寄せてくれました。小さな気遣いが嬉しいです。

いざ、乗船!とわくわくしていたら、あっという間に到着です。

出迎えてくれたのは、白猫さん。ここに住んでいる人が連れてきたのでしょうか溢れ出るボス猫感。天気がいいからかひなたぼっこしています。

猫に挨拶をすまして、すぐ近くにあるマップに目を向けました。「沖之島手作りマップ」この地区の子どもたちが作ったのかなーなんて思っていたら、 なんと土庄町の副町長が制作してくださったものでした(すみません)。なんだか暖かみを感じるマップですね!

さっそく散策開始です。道中いたるところにあったのがこれです。防波堤にヒトデを並べて干しています。地図によると肥料になるらしいです。

歩いていると、こんなのを見つけました!

これは「げた干し」と呼ばれるもので、小豆島の冬の風物詩と言われています。「げた」とは、小豆島で舌平目のこと。正式名はウシノシタ、九州の方では「くつぞこ」なんて形たままの呼ばれ方をされていますが、フレンチ料理にも使われる高級魚です。

島の人たちは、そんな「げた」を冬の冷たい風に当てて干たものを、軽く炙ってよく食べるそうです。僕も話で聞いたことはありましたが、 実際に見たのは初めてで感激しました。

地図には「絶景スポット」なるものがあるようです。どんどん先へ進みます。 車がないからか、すごく静かな道を進みます。迷うこともほとんどありませんので、散策にはぴったりです。

「池の浦海岸」と書かれた看板を見つけました。ここがきっと絶景スポットに違いありません。

道を進むと、目の前にスッと伸びる海岸がありました。海岸は砂浜ではなく、石や砂利でできています。 夏、裸足で歩けば足の裏が砂で汚れずに歩けそうですし、足のツボ押しにも効きそうですが、結構大きい石もあるので、気を付けてくださいね。

透明度の高い海が広がり、その奥に見えるのは岡山でしょう。こう見ると近いんだなぁと感じます。 地図に書かれた通りの絶景スポットでした。ぜひ足を伸ばして、小豆島の観光地だけでは感じられない、 穏やかな島の暮らしを感じる場所に出かけてみてはどうですか?